東浦和こども将棋教室ブログ

「考える力をつける」をモットーに、楽しく活動しています。教室の活動内容をブログで紹介していきます。

9月3日の水曜教室

2014/09/04 05:54 ジャンル: Category:将棋教室の活動
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夏休みも終わり、水曜教室も通常の時間にもどります。

9月は、1週目から3週目まで、第4セミナールームです。
小さい部屋がよかったのですが、部屋の抽選に外れるとこうなるんですね。
広いです(高いです)。
人数が少ないとガラガラでさびしくなります(採算がとれなくなります)。
ぜひみなさんよろしくお願いします。

しかし、今回の参加者は、なんと4人。
O.T君(初段)、S.F君(1級)、A.K君(3級)、K.H君(5級)です。

だが、少ないなら少ないで、みっちりと濃い指導ができるってものです。
ブログでもがんばって、局面図を使って書いてみました。

まずはO.T君との角落ち戦。
図は、私が△4二金と合駒したところ。(盤面は先後逆で、上手を後手側とします)
左側は細かくは忘れましたが、駒を渡すとO.T君の玉が一気に危なくなります。
だから▲4一銀のような手だと、△2一玉でまだ難しいという私の読みでした。
9-3OT.png
ここでO.T君は▲5六竜と逃げながら守りに利かせましたが、
実は勝機を逃してしまいました。
ここでは▲4四桂と打てば、同金なら▲4一銀以下詰み、
2一玉なら▲3二金以下手数は長いが詰み(自信のある人は考えてみよう)
よって3三玉の一手だが、▲3二金以下必勝形になります。
そこから形勢がこじれてしまい、大熱戦の末、最後は私が勝ちました。
どうやら、角落ちがお互い一番いい手合いのようです。


S.F君とは銀落ちで。この前私が銀落ちで負けたので、リベンジマッチになります。
S.F君の四間飛車に対して、私はミレニアム囲いに。
9-3SF
名前の通り2000年頃に流行った囲いで、今は全然見ませんが、まともに組めると固いです。
おそらく、銀落ちで対四間飛車では、一番戦える形なのでは。ちょっとは考えてきました。
その後は飛角桂で私が仕掛けて、有利な展開から無理攻めを誘い、勝ちました。
しかし、組むのに手間がかかるので、下手とすれば、組ませる前に何とかしたかったところ。
たとえば、▲6五歩~▲5五歩など。銀がないので、6筋5筋が弱点ですね。


K.H君とは四枚落ちで。高美濃囲いで石田流に。セオリー通りに端もつめています。
四枚落ちでがっしり組まれたら、上手は何もできません。受け一方です。
9-3KH1
しかしそこから、▲7七桂~▲9七角~▲6五歩と攻めましたが、
上手が金銀3枚で待ち構えているところを攻めても、うまくいきません。
攻めが失敗してしまいました。

駒落ちでは(平手でもそうですが)、相手の守りがうすいところを攻めるのがコツです。
たとえば図からは、▲7九飛~▲4八金~▲1八香~▲1九飛と転回し、
▲2五桂~▲1四歩と攻めれば、上手は受けきれなかったと思います。
9-3KH2


A.K君は前から序盤が気になっていたので、1対1で講座形式で教えました。
まず基本は、「玉の囲いは金銀3枚」、「攻めは飛角銀桂」です。(桂馬はない場合もある)
たとえば対四間飛車の棒銀戦法でも、玉をしっかり固めておくと、全然ちがいます。
9-3AK
これがいわゆる「定跡形」というもので、将棋の本によくのっている形です。
定跡の本からは、何も手順をそのまま暗記することはなく、
仕掛ける前の形と、成功例としての仕掛けの手順を知るだけでも、十分だと思います。
大事なのは、「玉をしっかり固めて」、「十分な攻めの形を作って」から攻めることですので。

以上です。役にたちましたか?
また次回よろしくお願いします。
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プロフィール

田中直人(日本将棋連盟公認将棋普及指導員)

Author:田中直人(日本将棋連盟公認将棋普及指導員)
小学生対象の将棋教室です。
さいたま市のプラザイーストで、毎週土曜日午前9時30分から午前11時30分まで。2017年6月から2018年3月までプラザイースト長期休館のため、その間は尾間木公民館に移動の予定。現在のところ、新規会員の募集は行っておりません。

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